7月23日 レー→ヌブラ谷ディスキット村
5時に目が覚め、荷物の準備をして、バスステーションに向かった。
ヌブラ行きのバスは現地人が半分、旅行者が半分といった割合で、席は全部埋まっていた。
2時間くらいして、自動車が通れる世界最高カルドン・ラ峠(5670m)を超える。カルドン・ラはとても寒く、ジャケットを着ていても寒かった。すぐ
目の前に氷で覆われた山が見えた。そんな場所。空気も薄く、少し歩いているだけで息が切れた。多分この場所で100m走ったりしたら即倒れると思う。
カルドン・ラ峠を超えて3時間くらいして、ヌブラ谷のディスキット村に着いた。ディスキット村は山々に囲まれていて、レー以上に景色が綺麗だった。
あ の薄い空気の中と激しいバスの揺れで、着いた頃にはとても疲れていて、ホテルを見つけて少し休んだら気づいたら3時間ほど寝てしまった。
途中で仲良くなったおじさんにTSUMUGIバンドをプレゼント。そうだ、去年ラダックは洪水があって多くの人が亡くなったんだ。その話で30分ぐらい話した。やっぱり人は自然には勝てない。まだ復旧作業も終っていないらしい。
5時くらいになり、ディスキットゴンパに向かう。ぱっと見近いと思っていたが実際そんなことなくて、頂上に到着するのに、1時間少しかかった。ヌブラ谷は高い山々に囲ま れているから、近く見えたりするのかな。
帰り坂道でにチェンナイで講師をやっているインド人と、スコットランド人と会ってご飯を食べた。夕暮れが今まで見たどの夕暮れよりもきれいだった。