黄色いかぼちゃ/直島
草間彌生の作品が好きだ。いや、彼女の作品自体が好きというより、彼女の作品を見てる時の心理的状態が好きなのかもしれない。抽象的で人間の負を映し出している作品や、永遠を感じさせるような作品、それらの作品を見てる時の自分の心理が揺れている状態を観察するのが好きなのかもしれない。後10分見てたらまずいなーと思ってしまう、そのギリギリな感じがいい。僕が初めて草間彌生の展示会を見たのは、フランスのパリで行っていた巡回展。今ヨーロッパを回っている。こないだは香川の直島、大阪の展示会で見た。ちょっと写真を整理してたら出てきたので少しアップしてみる。まずはパリ編。
ポンピドー・センターの一画で大々的に展示されていた。
赤水玉。
うーん、気持ち悪い。
360度鏡張りの場所に、光玉が無数に吊るされている。その光玉は数秒毎に色が変わり、その度世界が変わる。360度鏡が張っているので、その光玉の色が無限に反射。とにかく圧倒された。頭がおかしくなりそうだったけど、すごい良かった。永遠、宇宙、狂気。
とにかくパリの巡回展が衝撃的すぎて、午前中に一回、午後に一回と一日に二度もこの場所に来てしまった。また海外でも見る機会があれば行きたい。
上の鏡の部屋はネットで探したら、もっとリアルな写真?があったので、下記にリンクを貼っておく。興味がある方は是非。