フランクフルトの個展に飾ってあった作品
最近頭の中をぐるぐる回っている考えがあります。
「当たり前に見えるものほど、当たり前じゃない。」
という考え。
普段日常に存在しつづけているもの
一見当たり前と捉えているもの
目の前にあるもの、その全てが
相当な試行錯誤や努力の上で、作られている。
特にずっとあり続けてるものほど、淘汰されずに生き残っている。
一見当たり前に見えるものほど、超クリエイティブである、と。
普段何気なく目にしている物や風景を
当たり前なものとして、捉えるのではなくて
当たり前じゃない、凄い物、と捉えてみる。
そんな事を考えると
ふと街を歩いている中や、日常で生活する中でも
色んな発見があると思うようになったんです。
例えば
一つの看板を見るのにしても
一つの映像を見るにしても
一つのチラシを見るにしても
一つのサイトを見るにしても
一つの本を読むにしても
なぜ、この配置なのか
なぜ、このような配色、フォントなのか
なぜ、このような人たちを選んでいるのか
なぜ、このような言葉を使われているのか
なぜ、この材質なのか
そんなことを想像するようになる。
そうすると、見るという行為がより色のあるものになる。
例えば、インターネットという(wiki)普段誰しもが当たり前に使っているものも
どう成り立っているか、それを掘り下げるだけで、色んなヒントがある。
水だって、空気だって、人だってなんだっていい。
ものごとを当たり前と捉えた瞬間、思考が停止するけれど
当たり前のものではないって思うと
今眼の前にあるものが違って見えてくる。
どうも目新しさばかり求めてしまうけれど
色んなヒントが目の前に沢山転がっている。
「当たり前に見えるものほど当たり前じゃない」
という好奇心を常に持っていきたい。
人からしたら、当たり前な考えなのかもしれないけど。
僕からしたら、結構なブレークスルーだったりしました。
まぁ、考え過ぎると止まらなくなるんだけど。笑
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