「宿」。旅行において、宿が楽しさの半分を占める、そう思うくらい泊まる場所は大事です。
世界一周中は、人の家におじゃましながら、安いゲストハウスを泊まっていたのですが、最近国内旅行をする際は、最低一泊は、しっかりとした旅館に泊まるようにしています。日本には、良い旅館が沢山ある。やはり格式の高いところは、普段日常じゃ味わえない良さがあって、値段は高いけれど、そこで得た体験が、絶対何かにつながると思っています。
先日、学生時代にお世話になっていた篠塚さん @shinojapan にお会いしてきました。篠塚さんが、今運営している高級旅館予約サイト「relux」にすごい興味があって、一度お話を聞きたい!というのと、久しぶりのご挨拶も兼ねてオフィスに行ってきたんです。
結果、非常にいい時間を過ごすことができました。やっぱり作り手の話を聞くと、テンションが上がってしまう。本当は利用してから記事にするつもりだったのですが、思うことが多くあったので、reluxについて書いてみます。
「reulx」は満足度の高い一流旅館だけを集めた、会員制宿泊予定サイト。一つ一つの宿を、自らが訪れて選定。審査基準を厳しく設け、本当に、心からオススメすることのできる宿泊施設以外、一切掲載していないという。いわゆる、高級旅館のキュレーションメディア。
会員登録の審査がおりた後、ログインすると、上記のような画面が出てきます。「◯◯に行くために、〇〇周辺の旅館を探す」ではなく「この時に、自分が行きたい旅館に行き、旅館を起点に旅行する。」サービスのフェーズ故の形式なのかもしれないですが、こういう旅行の仕方も面白い。
厳選された旅館の中から、プランを選ぶことができる。
静岡にある落合楼村上。1874年からある旅館で、多くの文化人が訪れたとか。
1つ1つの写真が、とにかく綺麗。
釘や糊を一切使わず、接木で作っているらしい。
サービスの理念。「日本の贅沢を、心の豊かさに」というコピー良いです。
日本の旅館は伝統文化の塊
この情報多寡の時代、宿を選ぶのって正直めんどくさくて、高い金額だと、なおさら失敗したくない。友人がオススメしてくれたら、そこに泊まってしまうように、信頼出来るソースで、いい宿だったらいいんですよね。
篠塚さんが話していた中で、特に印象的だったのが、「日本の旅館は伝統文化の塊。宿には、全てが詰まっている。建築も食も、お酒も、お皿も、その土地のもので活きている。」の一言。ハッとしてしまったし、まさしくだと思いました。旅館を通して、日本の良さ、その土地の良さを思いっきり伝えることができる、このサービスにとても魅力を感じます。
サイトの雰囲気、会員登録までのプロセス、写真、文章、フォント、ひとつひとつが丁寧で、上質感を醸し出してる。なんだろう、全体の統一感がいい。値段的に、ここ泊まりたいけど、ちょっと早いなーとか思いつつも、こういうものを見せられると、すごい行きたくなってしまう。こういうお金の使い方をしたい。
reluxは、先日のWIT JAPAN(Web In Travel)でも、優勝を果たし、日本国内外を視野に動いていくとのこと。現在、日本全国を飛び回り、サービスを急拡大中だという。今後、めちゃくちゃ面白い事になっていくんだろうなー、と話を聞いていて思いました。
だーっと、コンセプトに超共感して、思うことを書いてみました。素晴らしい宿に泊まりたい、そんな方は、是非利用してみてはいかがでしょうか。きっと、いい時間が過ごせると思います。