こないだとある経営者の方と飲んでいた際に、インターン生の採用の話になりました。
「その人のどこを重視してみてるんですか?」と質問した時に答えてもらった言葉がとても腹落ちしました。
その方が話していたのが
「その人のモチベーションの源泉は何かを見る。その人が好きなことに対しての思いや、好きなことを話している時の表情や考え方、そういったことを見てる。必ずしも、綺麗に言語化できなくてもいい。動いていくうちにその人の言葉が生まれてくるから。」
すごくいいなぁ、と思いました。
その人のモチベーションの源泉がどこにあるのか。と言うのは自分もよく聞いていて、そこの根っこの部分を見て、相性がいいか、再現性があるかどうか見ています。
もっといいなと思ったのが、「特に綺麗に言語化できてなくてもよくて、動いていく過程でその人の言葉が生まれる」というところ。
感覚的に方向性や思いが正しいのは確信してるのだけど、上手く自分の言葉にできないことって多々あります。自らがやっていることと言っている時がふとした時に矛盾してるような気がして、とてももどかしくて、辛くなったり。
でも、そういうのは動いていかないと何もわからないんですよね。動いて自分の言葉にして、形にしていくしかない。
言葉も動いていくことで、徐々に補完されていきます。
2~3年前に自分の方向性として正しいと思って言葉にしていた「インバウンド観光の可能性」「日本発信の意義」や「メディアの意味」という考えも、直感的に正しいと思いつつ、結局走ってから見えてきたことの方が多かったんですね。会社経営に関してもそう。
自分の行動を、完璧に言語化できなくてもいいんです。そんな中でも、信念を持って自分が正しいと思ったことを軸に動いていくのが大切で、そういう人と仕事をしていきたいです。
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