MATCHAのやさしい日本語が広告賞を受賞しました。
第三回「広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞-Innovative Communication Award-(ICA)」審査結果発表
思ってもいなかった賞だったのですが、嬉しくて、やさしい日本語について久しぶりに書こうと思います。
やさしい日本語は、日本語学習者向けの日本語で、全ての言葉にルビが振ってあります。日本語を学んでいる人が、今の日本を知ることができるというもの。MATCHAでは一つの言語として、やさしい日本語を扱っています。
始まったきっかけは、東京外語大の日本語教師の先生から、連絡があったことから。
「MATCHAで、やさしい日本語やりませんか?」
と言われて、試しに翻訳してもらった文章に衝撃を受けて、これは絶対やるべきだ!と感じたんですね。2014年4月から今まで2年間続けています。
あまり表に出していないことですが、やさしい日本語単体での売上というのは、この2年でほぼゼロに等しいです。でも、僕はたとえ売上が数年上がらなかったとしても、やり続けていくべきだと思ったんですね。
まだうまく言えないけれど、この言語をやっていることが、MATCHAというメディアのスタンスの大事な面を説明してくれるように思うんです。
今回の賞の評論で色んな嬉しいコメントがあって、自分たちが狙っていたことが理解されてよかったです。これからMATCHAのやさしい日本語版が広がるかはわからないですが、今後も続けていきたい。
続けていくことで見えることって沢山あって、自分たちの感覚を信じて、これからもより良いものを世の中に出していきたいです。やさしい日本語、見たことがない方は是非見てもらえると嬉しいです。
MATCHA やさしい日本語
会社からは「やさ日」と呼ばれています。
本大賞の経緯や評論などに関しては、JAAA REPORTS 2016年4月号 特集記事より見ることができます。自分のインタビューも掲載してもらったので、そちらも良かったら是非。素敵な機会をくれた方々に感謝したいです。
明日は、NHK U-29です。まだ怖くて番組予告を見れていないですが、良いジャンプ台になると信じて、頑張って見ようと思います。
4/5(火) 23:00- NHK 人生デザイン U-29にでます。
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