すごい会議の1シーン
組織を運営していると色んな課題が生じます。
想定していたよりもアクセスが伸びていない、売上が上がっていない。という定量的な課題から、チームの雰囲気が良くない、コミュニケーションがうまくいっていない。という定性的な課題まで様々です。
課題は組織を前進させるために生じるもので、必要なもの。
問題なのは、その課題に気づきながら解決するタイミングを逃し、解決しない状態が続くこと。もやもやし、いらいらすること。最悪なのは、課題に気づかないまま時間がすぎ、気づいた頃には取り返しがつかない状態になることです。僕も何度かありました。
MATCHAでは、日々色んなことが起こります。忙しい毎日で、本音を言うタイミングを逃してしまったり、自分一人だけで考えても答えが出にくいままのことが多くあります。
そんな時、今まで何度かやったのが「すごい会議」というもの。今回は9ヶ月ぶりに行いました。
すごい会議というのは、テーマに沿って、一人ひとりが答えを出し合っていくもの。その中には、言い難いものも沢山あります。
例えば、「今、直面している問題はなにか。」「あなた自身のひどい真実はなにか。」などがあります。
すごい会議の何がいいかというと
1.一人ひとりの個人、会社全体の課題が明確になる。
2.各課題に対して、解決していこうという気持ちになること。1人の課題が全員の課題になる。
3.会社の目標に対して気持ちが1つになる。
ということが起こるのがよいです。
今回もとても良かった。小さな問題から根っこの問題。話しておかなきゃいけないって思っていたけど、話せてなかったこと。普段言い難かったけど、言えた。みたいなことが多くありました。
また各目標に対しての意識が一致したことが大きかったです。
今回改めて思ったのは、みんなこの会社を大きくしていきたいという気持ちは一緒なんですよね。
ただ認識の小さな違い、気持ちのズレが積み重ねることで、言葉が届きにくくなったり、1つの目標に対して進みにくくなる。事業戦略も大事ですが、全員の倫理観が近いことが大事です。
知り合いのベンチャーも、経営、部署単位で3ヶ月に1回行っているそう。
定期的な個人面談のように、うちもこの会議を定例化させていこうと思います。
いまいち意思疎通がうまく言っていない、まとまって話す時間が取れていないという会社や組織は1回これをやってみるのをおすすめします。会社組織だけでなく、NPOやサークル単位でも有効だと思います。
興味がある人がいれば、ぜひ本を買ってみて、実践してみください。
ちゃんと自分たちも決まったことを実行し、次につなげたいと思います。
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