甲府行きのあずさにて
「駅弁の記事を書きたいです!」
先日ルーマニア人スタッフのラモーナさんと話していた時に、こう言われました。
「え、なんでですか?」と聞くと、「自分が新幹線に乗った時に、周りがきらびやかな駅弁を広げて食べていて、自分だけコンビニ弁当で、寂しい思いをしたから。日本来たばかりの時は、駅弁の存在を知らなかったです。」と言っていました。
駅弁は地域性あるし、遠出する際の1つの楽しみ。駅弁とは何か、という記事から、地域毎の駅弁の記事まで色々かけるな、と。
日本人じゃ思いつかない視点で、すごいいいな、と思い色んな人に話していたら、1つの仕事の企画に駅弁が組み込まれることになりました。
日本人が当たり前だと思っている情報は、海外の人に当たり前ではない。そんなことを今まで何度も言っていたのですが、今回改めてそうだな、と思いました。
ひとりの体験がきっかけで、世の中にまだ出てない記事やアイディアが生まれるというのは、とても素晴らしいことだと思います。日常と仕事が重なっていくというか。
MATCHAはほとんどの記事を、実際に足を運んで取材しています。代表である自分や役員の山田さんも、頻繁に日本各地に足を運んでいます。
やはり現地にいって、気づくこと、出てくるアイディアってやっぱりあって、そういうスタンスが自分たちの強みなんじゃないかと。今後もそういった一人ひとりの原体験を大事にしたいし、日常が活きる環境を作りたいです。
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