日経新聞主催のインバウンド総合展にブース出展及びセミナーに登壇してきた。
元々はいうと、とある縁で日経新聞の方と仲良くなったことがきっかけだ。
結論からいうと、とてもとても参加してよかったと思う。
インバウンド総合展は大盛況で、ブースに人が来ない状態がほとんどと言っていいほどなかった。休む暇がなかったぐらい。
3日間の間でブースには1,500人以上の人が来てくれた。全体の来場者は36,000人を超えるという。
名刺交換も1,000人以上とできて、この人と、この会社と仕事をしたい!という人と何人も会うことができた。
MATCHAを元々知ってくれた方や自分の友人など、多くの方が足を運んでくれたのも嬉しかった。
会社のメンバーもほとんど来てくれて、会社がクライアントからどう見られているか?何を問われているか?に触れてもらえたよかった。
今の時代、広報だけが広報、営業だけ営業するなんてなくて、会社の全員が広報、営業担当だよなぁ、なんて思う。
誰もが会社や商品について語ることができて、それによって新しいことが加速度的に増えていく、そんな姿をもっと想像したくなった。
今回のイベントで大きな不安があった。セミナーである。
インバウンドベンチャー会のモデレーター、クールジャパンセミナーのモデレーターを勤めることになったのだ。
僕自身、モデレーター経験なんてなくて、この2週間はずっと頭の片隅に答えようもないモヤモヤがずっとあった。
1人で登壇することだったらもう心配はないのだが、モデレーターは未知の世界だった。
知り合いのワークショップのプロのミテモの森本さんに話を聞いたりして、勘所をつかもうとするも、不安はなくならない。
©Emina Nagahama
一回目のインバウンドベンチャー会では、アソビューの山野社長、フリープラスの須田社長にモデレーターのセッションがあった。
どちらの方もかなりお世話になってる尊敬する経営者。当日は、初っ端から噛んだり、次の質問を考えるのに必死で、意味がわからない質問を突っ込まれてしどろもどろになった。話を振るのはいいが、その答えを聞く余裕がなかった。正直どんな話を聞いたか、記憶がない。
その日、大分反省して、その日の夜、またミテモの森本さんに深夜1時半くらいまで電話をして、森本さんの一言一句をメモして、それを自分の言葉で言えるぐらいまで練習した。やはり物事に型があり、しっかりとその型を身に着けてのぞまないとまずいと思った。
©日本経済新聞
次の日は経産省の前田審議官とASOBISYSTEMの中川さん、TOKYO OTAKU MODEの小高さんとのセッション。
この領域で第一線で活躍されている方々だ。結果、お三方に沢山助けられながら、なんとかやりきれた。自分自身、楽しむことができ、このセッションの中に学びを見出すことができた。
クールジャパンというはカテゴリーであり、時流を表現する1つの言葉であり、そこに本質性を議論する必要はないということ。この言葉があるからこそ、賛否両論が起こり、機会が生まれてく。それに意味がある。
またこの領域において、正解不正解はなく、自分自身がここの現場を持ち、自分の体験を信じてやり抜いて行けるかが大事ということ。他にも前田審議官のシニアが憧れる街を作りたい、という話など面白い話がたくさんあった。
90分という時間では足りないくらいで、もっと個人的にお話を伺いたい、そう思える場だった。
初日の一枚。
3日間が終わった後、大林さんが「あっという間でした。今日が金曜日な感じがしないです。まだ水曜日みたい。」と言っていて、自分も心底同意だった。カオさん、大林さん、太一、お疲れ様でした。今回得た機会をしっかりと会社全体で受けて、次に活かしたい。
ブースに来ていただいた方々、インバウンドベンチャーの方々、前田審議官、中川さん、小高さん、楽しい時間をありがとうございました。
メディア企業として、今までこういった展示会に出ることはどうなんだろう、と思っていたのですが
参加させてもらって、これ以上ないくらいの効果を得ることができました。また何かありましたら、是非お誘いいただけると嬉しいです。
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