Expedia Japan社の窓から
先日会社のメンバーが、とある肩書にしてほしい。と言ってきた。
自分は、「なんでですか?」と聞くと、これを実施していく上で、対外的にそっちのほうがやりやすいし、成功確率が上がる。もし、このプロジェクトが上手くいったら、名実ともにこの肩書にしてほしいです。ときた。自分はこの言葉を聞いて、ドキッとしたし、嬉しくなった。
肩書、役職自体には意味がなく、覚悟のようなものだと思う。
そしてそれらは、誰からからもらうものではなく、自分から掴むものではないか、とよく考える。
その肩書や役職に対して、経験があるなしなんてどうでもいい事が多い。(もちろん、全く実力や適性がないのは違う。)
過去の経験が今の役職に全て活きるとは限らない。場合によっては、その経験が今を邪魔してしまうこともある。
それよりも、自分はこの組織でこういう役割で、こうありたいと宣言してもらい、そこにコミットしてもらうほうがいい。
代表取締役、という肩書もいうなればそうだと思う。名前自体に中身はなくて、あるのは覚悟と責任ぐらい。
覚悟を決めると、機会が向こうからやってくる。そして、自分で作り出していく機会と共に、成熟したり適応していく。
目標や役割に対してコミットすることで、結果、現状と理想とのギャップにもがく。悩む。でも、その悩みがあるからこそ、人は成長する。
その覚悟は一方的でもダメで、その覚悟を受け入れる側の意識もとても大事になっていく。
そういった人が集まっていくと、もっと会社が良くなっていくし、そういう人が多く集まる会社にしたい。
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