先日、株主の星野リゾートの星野さんとの定期MTGがあった。
2ヶ月に1回MTGの時間をお願いしたい、そうお願いして始まった第一回。
この日は、星野リゾートのビジョンに関して聞いた。
星野リゾートのビジョンは「リゾートの運営の達人になる。」
自分がこの言葉が好きなのは、星野リゾート出身の友達に「リゾート運営の達人になりましたか?」
と聞いたら、「なりました。」と言われたことが大きい。
この言葉は、会社の方向性と個人の方向性、そしてそのアウトプットが消費者の満足度に直結している。
実際に星野リゾートに何度か泊まって、本当に感動していたのだが、このビジョンの浸透が星野の強さなんだと思った。
オープンにしていい言葉を選びつつ、備忘録的に整理したい。
ビジョンは、何になりたいか。
ビジョンは、何をしたいか(DO)、より、何になりたいか(BE)。
小学生が「プロ野球選手になりたい」、というのは明確なビジョン。小学生が聞いてもわかる内容。それぐらいわかりやすいといい。
また経営者が本心で言えるかどうか、伸びていくビジネス的な匂いがあるか、というのもポイントだと言っていた。
また、現状とのポイントが違いがはっきりある。現時点での実現可能性は考えてはいけない、
現実に近すぎるビジョンを立てすぎると、大きな成長が望めないからである。
このビジョンを狙うためには、大きなリスクをおう必要がでる場面がでてくる。
その時に、大きな挑戦を、後押ししてくれる言葉がビジョン。
ビジョンの浸透の経営者の仕事である。
強いビジョンを作ることもそうだが、大事になってくるのはビジョンの浸透であるということ。
これは経営者の一番の仕事である。星野リゾートはビジョンの浸透のために、「リゾート運営の達人になる。」という声が入った目覚まし時計を配ったほどらしい。笑
ただ壁に書いたり、発言するだけではなく、ビジョンと会社の目標数値を具体的に紐付け、一人一人の行動計画に落とす必要がある。
フラットな組織であればあるほど、共通目的意識となるビジョンの浸透は必須である。
なぜならば、一人一人に権限や自由度がある組織であればるほど、仕事の量は無限と増えるから。
その時に、1つの方向をしっかりと向く言葉を作らないと、力が分散して成果がでにくくなる。
MATCHAのビジョンも、とある言葉に先日定まった。
全員が本気でそう思え、共通言語になる分だけ、組織が強くなると信じている。
あんまり人からの学びをブログに書けていないので、定期的にブログに書いていこうと思う。
星野さんと次お会いするのは、スキー場になるかも。それまでに滑れるように頑張らなければ。
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