Hibilog | 青木優のインバウンド観光と日常と考察ブログ - Part 160
 

ヴァシシュトの朝温泉と長距離バス

ヴァシシュト マナリー

ヴァシシュト マナリー

28日 マナリー→ハリドワール

朝目覚めてすぐ、温泉に向かった。朝の温泉はとてつももなく気持ちよかった。お湯を見ると数えきれないくらいの垢が浮かんでいたがどうでも良かった。昨日に起こったことぐらいどうでも良かった。インドの温泉は日本の温泉のようにタオル一枚で温泉で入っている人はいなく、皆水着のようなもの着て温泉に入っていた。水着などもなかったので、僕は昨日に引き続きパンツで入る。初日はその状態で入ることに違和感があったが、二日目は慣れた。温泉中に降っていた雨もとても心地が良かった。子供の時に湯船から出るときにやったように、60数えて温泉から出た。60秒は結構長かった。

ヴァシシュト マナリー

ヴァシシュト マナリー

ヴァシシュト マナリー

温泉を満喫をした後は、ご飯を食べ。バスでリシュケシュへ向かう。また14時間のバスだった。15時に出て、翌朝の7時に着く。温泉は心地良かったが、なんとなくこの街を離れたかった。バスので小腹が空いたときようにキットカットと、ドライアプリコットを買った。ドライアプリコットは生まれて初めて食べたのだが、とても美味しかった。

 

 

旅中に使用したお金

自分のメモもかねて載せていきます。

6月19日〜7月18日

片道航空券

日本→バンコク AirAsia 34000円
バンコク→カトマンズ(ネパール)Jet airways 22000円
デリー→レー King Fisher 9000円

宿泊費、移動費、食費、雑費など

バンコク 10710円
ネパール 56000円
インド 18500円

食費や細かい明細などは表にして電子書籍に載せようと思います。

 

 

 

マナリーで日本人にお金を騙し取られて、温泉で癒されてどうでもよくなる。

ヴァシシュト マナリー

27日 マナリー

「あ、日本人ですか??」

マナリーに着いて少しホテルを探していたときに、挑発で髪を後ろで結んでいる日本人の男に声をかけられる。どう考えても怪しい雰囲気だった。

「あー助かった!バック盗まれちゃって、お金もパスポートも何もなくなっちゃったんですよ。少し話し聞いてくれませんか?チャイでも飲みながら」

お腹もすいていたし、じゃあちょっと飯を食べるついでに話でも聞くかということで僕はその男とご飯を食べに行った。正直言って僕はその男を一切信用していなかった。それはその男の風貌や雰囲気や、今までの旅の勘からである。だからバックも盗まれないようにはきつく持っていたし、彼の前には基本的に立たなかった。まぁこれも一つの経験だと思った。

その男は、18の頃から世界を旅をしていて、お金がなくなったら日本で働き、海外に出て、の繰り返しの生活をしているという。お互いの旅の話をしながら、ご飯を食べ、お金がないというその男に僕はおごった。ご飯が食べ終わり、ゆっくりしてると、その男がお金を貸してくれないかと言う。いくら?と聞くと、一週間後に家族からお金が振り込まれるから、それまでの生活費700RSを貸して欲しい。お金は家族を通して払うから、と。

700RSは日本円で行ったら1200円といったところだろうか。日本円で考えたら大したように感じないが、一ヶ月の貧乏旅をしてる自分にとってその金額は少なくなかった。結局僕はその男に700RSを貸した。もしお金が返って来なかったとしても、1000円ぐらいだしいいかと。ふたり分の食事の会計を済まして、ふと後ろをみたらその男はいなかった。逃げられたのだ。

その男の行為が僕に与えた影響は大きかった。金銭的なショックではない、同じ日本人にお金を騙し取られ、最後に言葉もなく逃げられたことに僕はショックだった。僕はその男のことを最初から最後まで信じていなかった。お金が返ってこないということは想定していたが、事が起こった時は本当にショックだった。なんでこうこうことをするんだろう。お店を出て周辺を歩いたが、もちろんその男はいなかった。いるはずもない。

家族と住所と電話番号が書いてある紙を渡されたが、正直言って確認する気にもなれなかった。ドイヤスヒロという。品川在住のようだが、それも定かではない。

その男を疑う方法はいくらでもあった。電話番号があれば、まずその電話番号が正しいのを確認してからお金を渡せばいい。何かあったときのために、顔写真をとっておけばいい。「もし逃げたらネットで晒すよ?」とでも言えばいい。おそらく30時間の陸路の旅で疲れていて判断力が鈍っていたこと、新しい土地に着いて少し心が落ち着いて居なかったのが原因だったのだと思う。そういえばネパールやカンボジアの国境でボッタくられたり、マレーシアでiPhoneを盗まれたのも新しい土地に着いた日だ。

お金をとられてから終始落ち着かなかったが、マナリーから4kmほどの場所にあるヴァシシュト村の温泉に入ったら、どうでもよくなった。1ヶ月ぶりの湯はとても気持よかった。全身が癒された。むしろ、考える機会を与えてもらったとポジティブに考えられるようになった。

旅では多くのトラブルが起こるし、やるせないことも多い。でも、自分の力では解決しないことも多いし、どれだけイライラしても何も始まらない。これも旅なんだと、人生なんだと。トラブルをむしろ楽しんで、その経験を今後に活かしてやる、いい経験をさせてもらった、そんな気持ちになれるようになった。

温泉効果すごい。

※マナリーは他にも日本人にお金を盗まれるという被害が多いようです。もし、マナリーに行く人は気をつけてください。

 

 

ケイロンからマナリーへ。

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7月27日ケイロン→マナリー

ケイロンのバスの出発は、4時。チケットの販売は3時だったので、それまで寝ることにした。バスには誰も人がいなかったので、席を3つ使って寝っ転がった。久しぶりに、身体を伸ばして寝た気がする。

3時20分、バスに乗り込む乗客の音で目が覚めた。チケット売り場には行列ができていた。これで乗れなかったらシャレにならない。なんとかチケットは買えたが、後ろから二つ目の最悪の席だった。4時にバスが出発するも、前部座席の二倍くらい揺れる。というか跳ねる。何回も体が宙に浮いた。頭とガラス窓が何度もぶつかりコブができた。痛い。

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バスに乗って5時間がたった時、崖に一台の石油タンクが転がり落ちてるのを見た。ラダックの車移動は平気で崖10cmのところも通るし、普通に狭いところで追い抜きもする。落ちたら死ぬんだろうなって、その石油タンクを見て思った。130RSの値段に自分の命を預けている。値段が高ければいいというわけではもちろんないんだけれど、その事実になんとなく身震いがした。

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そうこう考えているうちにマナリーに着いた。レーから31時間の陸路移動。正直疲れた。

 

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