先日、新潟 山古志に闘牛を見に行きました。
日常の中でふと目にして感じたことや小さな違和感。
街を歩いている時に見る、その人の服装や表情、仕草。
電車の中でちらっと見える、誰かのスマフォの画面。
そういったことは、本や新聞だけ見たってわからないよね。
こういう皮膚感覚ってのは、体験を通じて積み重ねていくしかない。
とある大先輩経営者から、そんな言葉をもらいました。
60歳を越えながらも、今も現役で様々な事業の先陣走っている方。
新しいホテルの事業コンセプトを、街で歩いている外国人を見て思いついた、と話していました。
原体験にこそ価値がある。
そう3年前にもそう思って書いたわけなのですが
よりその言葉に確信を持ってきました。
無意識で動いて体験したことが、今になってつながってきていて。
ふと何かを考え、誰かと話をしている中で、アイディアとして形になる。
それの源泉はなにかって考えると、自分の小さな体験だったりするんですよね。
今情報にあふれている中、どんなことでも体験を持っている人が強いです。
それは人間的な意味もあるし、何かを作っていくという意味でも。
何か気になったら、一次情報に触れるようにしていく。移動していく。
物理的な距離と時間、それにかかるお金も当然無視できないわけですが
飛び回っている人は、それ以上のリターンを知ってるから飛び回っている。
最大の自己投資というか。
最近面白いなーと思う人は、毎年すごい距離移動して、自分の中のストーリーを聞かせてくれる人でした。
その人が、今世の中をどう見ているかを話してくれる。
次会った時、どんな話を聞かせてくれるんだろう、と楽しみになる。
その人の根っこから発せられている言葉で、唯一性があって、説得力が違うんですよね。
自分の皮膚感覚、原体験を大事にするような生き方をしよう、そう改めて思いました。
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