誰でも体験できる世界一周「LOOK」-スライドショーで世界を一つに繋ごうプロジェクト
先日、世界一周経験者であるルイスさん @NY_ruisu とお話していたときに話題に上がったのが、今はGumroadだったり、Campfireなどのサービスを活用して資金を集めることができる。工夫と意思次第で、誰でも世界一周を安価、またはほとんどお金がかからずに旅ができるようになってきた、という話。これらのWebサービスを活用することによって、旅の幅が広がる。今回のエントリーでは、これらのサービスの実例を交えて、自らをコンテンツ化して、旅をすることについて書いていきたい。
Gumroad https://gumroad.com/
Gumroadというのは、先日僕が電子書籍を販売した際に利用したWebサービスで、簡単に自分の電子商品を販売する事できるサイト。僕は旅で考えた倹約術をGumroadで販売し、2ヶ月で550人以上が購入をし、30万円以上のお金を手にする事ができた。
Gumroadと旅を組み合わせるっていうのは、とても面白くて、例えば、旅中に撮った写真を売ることもできるし、自分の旅の時間を切り売りすることもできる。1日1000円でも収入を得ることが出来れば、東南アジア、インドは充分に旅をすることができてしまう。旅後に自分のブログを電子書籍化して、読者に販売することもできるだろう。Gumroadを活用して、タダで世界一周ができるようなアイディアもあるのだが、それは僕が思いついたアイディアではないので載せないでおく。笑
CAMPFIRE http://camp-fire.jp/
READY FOR? https://readyfor.jp/
Camp FireとReady For?はマイクロパトロン/クラウドファンディングサービスと言われているもので、「こういうことをやりたいんです!良かったら支援してください!」ということができるサービス。これらのサービス活用し、資金を集め旅をするということもできる。Ready For?は、旅の電子書籍作成でポシャってしまった苦い思い出があるのだが、それは置いといて、実際に旅の資金をCAMPFIREで集めた例がある。
・誰でも体験できる世界一周「LOOK」-スライドショーで世界を一つに繋ごうプロジェクト
この事例はとても面白くて、このプランを企画した人が孫さんに「こういう企画をするので、ipadを支援してください。」と言って、孫さんから「やりましょう」的なリプがきて、一気に注目され、今現在で120万円以上の資金が集まった。iPadも進呈されたという。120万円あれば、世界一周出来る。魅力的で夢のあるプランだったからこその成功だと思う。
セブマートhttp://yurikokai.com/cebumart/index.html
現在は、サイトが停止してしまったが、これも旅の幅を広げられると思わさせられるECサイト。どんなサービスかというと、旅先で買った商品を日本に直送するというもの。実際、@MASAKIWWHUNTER さんのように旅中に買い付けをしながら旅をしている人がいるが、誰でも気軽に、旅中に商品を販売できるようなサイトができていったら面白いなーと思う。旅人も旅をしながらお金を得ることができるし、購入者も安く、現地のいいものが手に入る。そんな口でいうほど、甘くはないけれど。
自らをコンテンツ化して、旅をする事について
上記で挙げたサービスを活用するだけで、「旅をする」という幅が大きく広がったように思う。お金という障壁が、工夫と意思次第で、どうにでもなる。コンテンツに価値があるならば、そこに人は惹かれるし、お金という価値に変わりうる。言ってみたら、面白い雑誌や映画にお金を払われるのと同じで。
今まででも、自らをコンテンツ化し、企業から協賛をもらって、タダで世界一周をした @hachuさんや、企業や個人からお金を集めヨーロッパを自転車で横断した @yota1029 さんいるが、そういうことが、より実行しやすくなってきてるように思う。
もちろん、コンテンツ化して旅をすることが必ずしもいいかといったらそうではない。自らをコンテンツ化することは、目標を達成する上での手段でしか無いし、目的にしてはいけないと思う。それと、コンテンツに中身を伴うかといったらそうではないし、ハリボテみたいなもの。何より旅が縛られやすい。
ただ、メリットも多い。自らをコンテンツ化して、旅をする。そういう選択肢があるというのを知っておくのもいいと思う。
参考ページ
・輸入直送個人ECセブマートにみる顔が見える個人による新しい発想のEC
・世界一周に挑戦する学生にiPadを贈る!孫社長の粋なはからいに感動の嵐
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