ダイバーの聖地「ダハブ」/エジプト
ある優秀なセールスマンが
なにもない南の島に目をつけて、多くの商品を持って出向きました。
毎日毎日汗だくになりながら訪問販売したのですが
その島の人たちはまったく商品を買う気配がありません。
それどころか、働く様子もありません。
そこで優秀なセールスマンは、その島の人に聞いたのです。
「いったい、なんで働かないんだ?」
そうすると、その島の人たちは逆に聞き返しました。
「いったい、なんでそんなに働くんだ?」
もちろん、セールスマンは
「いっぱい働いて優秀な成績を残して大金持ちになって、大きな家を買って、、、、」
と勝ち誇ったように言いました。
島の人たちは、「それで、その後どうするの?」と聞くと
「働かないで、美味しいものイッパイ食べて、毎日のんびりして、、」
と言うと島の人たちは、こう言ったのです。
「なんだ、それならもうやってるよ!」
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これは高城剛さんのメルマガのQ&Aにあった物語で
とても面白いなぁと思ったんですよね。
このあと、このサラリーマンの人生がどうなるか気になる所ですが
この話にあるように、自分が本当に求めているものは以外なところにある。
なんてことは少なくないです。
「就活に失敗して死にたくなるくらい悩んだら、エジプトのダハブに行ってみるのもいいと思う。」
以前こんな記事を書きましたが、未だにこの考えは変わっていないです。
自分が何を求めてるのか、何故それを求めてるのか。
生きることとか、お金を稼ぐとか、好きなように生きるとか
まわりくどく考えないで、もっとシンプルに考えたほうがいい。
そう思えるような物語でした。
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