新潟の夕焼け
自分が好きなこと、やりたいことをとにかく人に話すことが大事、と最近思ってます。
最初は思いつきレベルでも、人に話しているうちに楽しくなって、100人くらいに話をしている頃には、一緒にやれる人が見つかったり、案がだいぶ具体化してるんですよね。100人って、実はそこまで大げさな数字ではなくて、それだけ言い続けられるものっていうのが大切だと思います。
ゲストハウス作りたいでも、映画館作りたいでも、何でもいい。とにかく話していいくうちに、やりたかったことの本質が見えてきて、抽象度が上がって、想像もしていなかったような組み合わせができたりします。
多分、そこで大事になってくるのが、その人の原体験なんですよね。何事も挑戦してみないとわからなくて、えいって踏み切れるかどうかは、どこからかの情報じゃなくて自分自身の体験によるものが大きい。試行錯誤の繰り返しで、ほんの少しずつ精度が上がっていく。
自分の頭の中にある新しい試みの成功確率は1%以下で、その確度を出来る限り高めるために、言語化なりして、できるだけ多くの人ににぶつけてみることが必要です。
あと、大学を卒業して、独立して、色んな人と仕事していて思うのが、良いチャンスを多く掴んでいる人は、自分がやりたいことを口に出していることが多い。僕自身も「〇〇さん、これ好きなんだよね。今度、あの会社の打ち合わせ一緒にいく?やってみる?」って誘いやすいんです。
仕事をふる側も、本人が嫌いなことよりも、好きなことをトライしてもらいたいわけです。
そっちのほうがモチベーションを保ちやすいし、結果が出やすい。でも、やりたいことが見えない人には、何を振っていいかわからなかったりします。
そういう、自分はこんな人間です、って伝えておくことで、色んなきっかけが増えたり、物事が円滑に進みやすくなります。僕にとってブログが大きな役割を果たしてます。100のリストも今考えるとそう。
と、やりたいことを人に話すことの大事さ、みたいなのをつらつらと書いてみました。
まとめると、やりたいことを人に伝えることによって、やりたいことの実現性が上がるということ。人に話すことで、やりたいことがより具体化したり、抽象度が上がったり、一緒にやりたい人が見つかったり、すでに実行している人に誘ってもらえたりします。
やりたいことがわからないという人は、興味を持ってること、好きなことでもいいと思います。とにかく言葉に出すことが大事。そういうのが無意識化して、あらゆる境界や枠組みを越えて動き回っているプロデューサーが近くにいたので、随分と影響を受けてしまいました。
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