今日、ふと思い立って、新宿から小田急線に乗って下北沢に行きました。
小田急線の下北沢駅が地下深くになっていたのを忘れていて、少しびっくりしました。
そこで行ったのが、3年前に何度か行った喫茶店。
そこはPCの使用が禁止されている空間。
カチャカチャ、という音が一切しない。
何ができない、何かがない喫茶店に最近足を運ぶことが多いです。
会話をしてはいけない喫茶店
電波がつながらない喫茶店
PCを使ってはいけない喫茶店
何かができない、何かがないというのは、欠点でもあり、同時に個性でもあるんですよね。
何かがないことで、あることが際立つ。
会話をしてはいけない空間だと、自分と対話する時間が増えたりします。
全てを揃えるというのは、言葉では言えるものであったとしても
人手やお金、時間の問題でできないもの。ほんと難しいです。
そして、仮に全てを揃えられたとして
どこか中途半端になって
伝えたかったことを伝えられなくなったりして
結局、やりたいことができなかったりする。
だから、あえて何かをしない。
と決めてしまって、そこで勝負していくのは大事だな、と改めて。
自分にとって、うちの会社にとって、メディアにとって、しないこととは一体なんだろうか。
それはなんであるべきだろうか、でもまだ決めるのは早いかな、というのを悶々と考えた1日でした。
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