青木君、経営者の器以上に会社は大きくならないよ。
起業は誰にでも出来ますが、それを維持発展させることは本当に難しい事です。誰でも途中で挫折を味わい事業を投げ出す事を考えさせられる、、そう言う経験を味わいますが、乗り越える山は次々に出て来るのが事業経営ですから、それを予め覚悟しなければ経営は出ません。
事業計画との乖離原因の分析・収益の多角化等々に日々挑戦してこそ次のチャンスが巡って来るので、弾を打ち続ける事が大事です。但し自分一人の思いで独走すれば社員はついてきませんので、何を優先すべきかは皆さんと協議して実行に移して下さい。
人間力と言うのは自らがプレイヤーとして事業を経験し、その結果が蓄積されて初めて身につくものなので貴兄の社会経験ではまだまだ不十分です。これからの貴兄にとって大事な事は常に自分が先頭を切って汗をかいている姿を社員に見せ続ける事と、一つでも多くの成功事例を作り上げる以外にありません。
併せ自分一人の力量の無さを自覚し続け、如何に社員の力を引き出すかが経営の基本ですので謙虚さを失わず自ら胸襟を開く努力をして下さい。
上記は、2ヶ月ほど前に、メンターの方に言われたこと。
ずっと頭の片隅から離れず、読み返す度に背筋が正される。
大事なことが、これでもか、というぐらいにこの短い文章に凝縮されている。
定期的にすぐ読み返せるよう、ひっそりと載せておきます。
経営とは、覚悟だとつくづく思います。
自らの信念を曲げず、諦めず、やり抜いていきたい。
一つ一つが自分の言葉で語れるよう、努力していきたいです。
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