地元の中華レストランにて
先日、夏休みに1ヶ月フィリピンの語学留学に行っていた中2の弟と会ってきました。
「勉強頑張って、ブログ毎日書いたら、好きなものご馳走してあげるよ。」
出発前にそう言ったのですが、しっかりとブログを書いて、ちゃんと勉強したみたいなので、地元に戻り弟とランチをすることに。
「フィリピンどうだった?」と聞くと「すごいよかった!」
「何が良かったん?」と聞くと「バスケ!」
「バスケ以外は?」と聞くと「タピオカが最高に美味しかった!」
「またフィリピン行きたい?」と聞くと「うん。」
と返ってきて、大丈夫か?と思いながらも、以前より快活に返事をするようになったのでよかったです。
弟と話して色々と思うことがあったので、少しまとめてみます。
中学生のうちに留学行くこと
「Critical Period」というものが言語学にはあって、それは12歳前後までであれば、言語が理屈抜きで習得できる期間のことを言います。よくある言葉でいうと、子どものほうが言葉の習得が早いということになるのですが、それは彼にとってもそうだったみたいです。英語で聞いても、基本的な答えが返ってきました。
今、フィリピン留学が若者の間で増えてきていて、それがこれからより低年齢化していくのではないかと思います。グローバル化の流れはもちろんで、フィリピン留学が欧米諸国の留学と比べて留学費が驚くほど安いこと、近いため渡航費も少なくすみ、日本との時差も少ないなどのメリットが浸透してきているのが大きい。
また、若いうちにまだ行ったことがない環境に飛び込むことという経験はでかいです。フィリピンはまだまだ危ないイメージがありますが、情報がこれから増えていくにつれ、そのイメージも変わってく。太田英基さんがやっているフィリピン留学口コミサイトSchool Withも、その追い風になると期待しています。
ブログのすすめ
「中学生フィリピン1か月留学」 http://www.syoamedama.com
弟のブログは中々生々しくて、で、何かを伝えようとしてるのが分かる内容。徐々に後半につれて表現力みたいなのが上がってきて、読んでいてとても面白かったです。弟もだんだん楽しくなってきた、と言っていました。終わった後にAnalyticsを確認したら、1ヶ月で1万PV越えてたのには驚きました。すごい。笑
ブログをやっている人はわかると思うのですが、自分の体験を言葉にするのって難しいんですよね。でも、非日常だと「違い」や「特徴」に気づきやすいので、言葉にしやすい。旅をブログに書きやすいのは、そういう部分が大きいです。
もし兄妹や子どもが、ある程度の期間で留学なり行く場合は、ブログを書いてもらうのをおすすめします。本格的にブログをやりたいならWordPressもいいですし、弟が使っているBloggerでもありです。近況もわかって安心するし、面白いし、何より本人の伝える力が上がるのは大きい。もちろん自分自身が行くっていう人にとっても。財産になります。
子どもの変化
親バカというより、兄バカなのかもしれないですが、僕にとって兄妹の成長はかなりの楽しみです。今僕は実家を離れていて、2ヶ月に1回帰るのですが、その分変化が見えるのが面白い。
声が変わっていたり、ツケマを付けるようになっていたり、身長が伸びていたり、高校停学になっていたり。
フィリピン留学に行った弟も、随分成長した感じがしました。以前よりはっきり物事を言うようになったし、わりと目を見て話すようになった。そりゃフィリピンで、誰も知らない中1ヶ月の期間ルームシェア+1日6時間のマンツーマンレッスンという経験をして、変わらないほうがおかしいんですけど。笑
長男の役割として、自分自身がやりたいことをやりながらも、親が思いつかない「この時期に、これやっておいたら絶対面白い!」ということを下の兄妹に促すことだと思っていて(もちろん本人の意思を尊重した上で)、今後もこんな感じでいきたいです。
そろそろ….
先日、フィリピンで働いている二十歳の弟から
「兄貴はフィリピンに行ったこともないくせに、2人も弟をフィリピンに送り込んでる。まじで意味がわからない。」
と連絡がありました。流石にまずい気もするので、今年のどこかで2週間程度、短期留学も兼ねて行ってこようと思います。
▼旅したい人向けに書いた記事。少し書き直しました。
海外一人旅したい人向け!世界一周経験者による、バックパッカー入門ガイド