【地下鉄/NY】
後輩から大学を休学することについて聞かれる事が多くなった。僕はやりたいことがあって、そのために大学を休学するのは有りだと思う。僕が大学を休学するということが選択肢の一つになったのは、会社を起こした友人が大学3年の後期から一年間休学した影響が大きい。一緒に事業やろうよと言われ、休学を勧められるがその時は”大学は4年間”というレールから外れるのが怖くてできなかった。だが、今一年間の休学を終えて思うのは、目的意識をもった上での休学であれば、積極的にすべきだということだ。
多くの学生が、大学を4年間で卒業しなくてはいけないと思っているし、3年生の後期に就職活動をしなくてはいけないと思っている。というか休学できることすら知らない人も多いのではないだろうか。事実僕も2年の末まで休学という言葉は頭になく、当然選択肢に無かった。
休学で得られるのは、縛られない時間だろう。言ってみたら何をしたっていい。選択一つ一つが自分の責任になる。別に世界一周をしてもいいと思うし、ワーキングホリデーに参加してもいい。日本を巡ってみてもいい。アフリカに一年放浪してもいい。会社を起こしてもいい。海外でインターンをしてみてもいい。オーガニックやエネルギー産業に可能性があると思うなら、そういう事をしている人の元で修行したっていい。先日お会いした方は大学を休学し、AISECを活用し、今月からインドにインターンをしに行っている。結局の所、自分が何をしたいのかを突き詰めるのが大切で、そのしたいことを成す手段として、休学という選択もあるというのを知ってほしいと思う。
学生でよく、いつか世界一周したい、将来は海外に行きたい、何かをしたいという人がいる。今できることなら、今やってしまえよ、と言いたい。結局やらないのは、本当にやりたいと思っていないから。
何かする際に、問題になってくるのは当然お金だろう。ただ、日本であれば、お金はバイトや営業の仕事を半年間みっちりすれば100万円は貯まる。奨学金を使ってもいい。他にも、自分をコンテンツ化して、企業から協賛金を集めるという手もある。現に企業や個人からお金を募って、70万円集めてヨーロッパを自転車で横断した先輩がいる。協賛金を100万円以上集め、世界一周した方もいる。大学の教授に頼んで、お金を借りて旅をしていた友人もいる。
夢や行動の幅を大学4年間という枠、人が作った枠で縛らないでほしい。
JGAP(日本ギャップイヤー推進機構協会) http://japangap.jp/
休学や一旦レールから外れた時間を過ごすことをギャップイヤーというらしい。大学生活ならば休学、社会人ならば休職。最近ギャップイヤーで注目されているサイトでJGAPというものがある。僕の友人も何人か書いているが、GAP YEARを経験した人、今GAP YEARをしてる人の体験談が載っている。日本の中では、変わり者と呼ばれる人たちばかりだろう。幸いなことに、ほぼ全員がTwitterアカウントやアドレスなどの連絡先を公開している。もし彼らのレポートを見て、興味がある人ができたら、個人的に連絡してみたらどうだろうか。忙しい人ばかりだが、タイミングを見て、しつこくアタックすれば時間を作ってくれると思う。下記は僕の友人の寄稿文である。お時間がある方は是非。
黒住宗芳 「僕が休学して留学したワケ~日本の”空気”ではなく、世界の”風”を感じよう!」
何かあれば、Twitter、またはFacebookまでご連絡ください。
▼僕の世界一周の体験談です。
約7ヶ月の世界一周の旅を終えて、感じたこと伝えたいこと | Hibilog
▼バックパッカー・一人旅してみたい人は是非!
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▼タイトルの通りです。人生で一年くらい、何もしなくてもいいと思います。
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