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近年、日本にもLCCが増えてきた。LCC（ローコストキャリア）とは格安航空会社（券）のことで、欧米諸国などでは、以前からかなり普及している。例えば、ロンドンからスペインのバロセロナまでは３０００円程度で行ける。たまにプロモーションで、燃油費のみなんていうところもある。
そんな格安航空券が、日本でも増えてきた。従来のJALやANAなどの航空券と比較すると、どれも半額以下。このエントリーでは、日本に普及してきた格安航空券をまとめていき、それに関して思うことを書いていこうと思う。
JetStar
最近注目されているといえば、JetStar。成田から福岡まで５５９０円で行くことができたり、大阪からフィリピンのマニラまで８０００円で行くことができるという。オーストラリアの航空会社で、今年日本に参入してきた。僕は、今年夏にJetStarを使って沖縄に行こうと思っている。成田まで行くがめんどうだけれど。
春秋航空
茨城と高松の空港にある、上海を結ぶ航空会社。料金は５０００円〜で行くことができる。茨城空港までは、東京駅からシャトルバスで５００円で行くことができるので、東京から成田まで行くよりも安い。今月末、上海に行く際に利用する予定。東京駅〜茨城空港のシャトルバスサイトはこちら
AirAsia
羽田、関西から多くの場所に行くことができる、LCC。日本から行ける場所は、タイ、マレーシア、カンボジア、インドネシア、シンガポール。マレーシアまでは、安い時で往復2万円ちょっとで行くことができる。アジアLCCの雄と呼ばれている、らしい。東京の場合は、羽田なので、アクセスがしやすいのが良い。
Peach
日本初の本格的LCC、PEACH。PEACHは英語でカワイイ女の子のおしりという意味で、海外の人からしたら笑いの種らしい。そんなことはさておき、国内初LCCのPeachだが、大阪を拠点としている事が特徴的。札幌/新千歳、福岡、長崎、鹿児島に毎日数本出ている。ちょっと高め値段のLCCだが、新幹線と比べれば、断然安い。
他にも、LCCはあるが、LCCという名前が付いているだけで高いものが多い。ここではリンクを張っておくだけにする。
LCCのサービス面に関して
LCCは徹底的なコストカットしているため、サービスは充実してはいない。機内食を頼むにも有料だったり、窓席を選ぶのにもお金がかかることが多い。僕個人の経験から言うと、LCCのサービスが悪い、LCCはもう乗りたくない、と感じたことは今まで無い。若干窮屈だったり、通路が狭い場合などもあるが、乗る分にはさほど問題を感じたことはない。気になる安全面だが、飛行機はバスとは比べ物にならないほど安全基準が厳しいという。
上手くLCCを組み合わせるとお得
直行便よりも、LCCを組み合わせたほうが安く、他の国に行けることがある。例えば、AirAsiaだとマレーシアKL→カンボジアで３０００〜６０００円しかかからない。日本から海外が高く、海外から海外はそこまで高くない、ということも多い。時間があり、安い値段で多くの国に行きたいという人は、まず近い国から日本を出ることをおすすめする。
日本から外へ出る場合、今だと春秋航空で茨城→上海（５０００円〜）、日本→マレーシアKL（１〜２万）、日本→マニラ（８０００円〜）なんかがかなり安いんじゃないかと思う。色々組み合わせてみてはどうだろうか。
マイルという存在が消える？
これだけLCCが普及すると、JALやANAなどの高い航空会社を利用して、マイルを貯めることよりも、LCCを使って半額以下のチケットを買ったほうが圧倒的にお得になる。今後LCCが普及していくと、マイルという存在が希薄になっていき、数年後にはマイルという存在が消えてしまうのでは？と僕は考えている。
マイルは仕組みが分かりにくく、ある程度貯ままらなければ使うことが出来ない。航空会社によってマイルが違うので、マイルを考慮してチケットを買うようになってしまう。LCCが普及していけば、「ANAより、JALの方がちょっと高いけど、JALのマイルを貯めてるし、、」なんていうことも無くなる。
となると、マイル付きのクレジットカードは減っていくだろう。ただ、海外旅行でクレジットカードを活用しない手はない。個人的におすすめなのが、楽天カード。クレジットカードに関する必見の知識を下記記事にまとめたので、参考にしてもらえればと思う。
海外旅行に行く前に知ってほしい、クレジットカードに関する６つの知識
世界一周で利用した航空会社、航空料金まとめ ~ 世界一周航空券と格安航空券どっちがいいの？ ~
世界一周したい人！旅したい人必見！7ヶ月で４０万円節約した旅のノウハウを販売します。（文字数２万字）
以上、近年増えてきた、日本発着の格安航空券のまとめ、それに関して思うことを書いてみた。今後LCCはもっと日本に普及していくし、それに伴い日本の流れも大きく変わっていくと思う。今後もLCCの動向を見ていきたい。
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