先日書いた、航空料金が半額以下に!近年増えてきた、日本発着の格安航空券まとめがヒットした。まさかのハテブ1300も付き、日本でまだまだ格安航空券(LCC)が認知されていないことを実感した。この記事の冒頭にも書いたが、LCCは欧米ではかなり普及している。ヨーロッパだとRyanairやEasyJetがとても有名だ。
上記の写真は、先日Peachで発表された国際線セール。PeachのFacebookプロモーションの上手さには毎度感心するが、驚くのはキャンペーンの価格である。香港から2980円。しかも燃油サーチャージなしという。今までの日本の航空価格ではありえないんじゃないか?というくらい安い。
Peachや他のLCCを見ていても、LCCの拠点は東京ではなく、大阪に増えてきている。今回は実際にどれくらい大阪に増えてきているか、実際に数字にだして、それについて思うことを書いていこうと思う。
■Peach
Peachは大阪を拠点とし、福岡、長崎、鹿児島、沖縄、札幌、香港、ソウルに行くことできる。東京はない。
■Jetstar
JetStarは発着数は東京(成田)は12航に対し、大阪は17航。
■AirAsia
AirAsiaにおいても東京(羽田)11航に対し,大阪(関西)16航と大阪の方が多い。
日本の国際拠点が大阪に?
以上3つのLCCを見ても、大阪のLCCの方が多い。上記の数字や、最近のLCCの動向を見ていても、日本の国際拠点が大阪に移っていってるのを感じる。これから海外、特にアジアを飛び回りながら仕事をしていく人にとって、大阪や福岡に移っていく人が増えていくのではないかと思う。会社としても、個人で動いている人としても、家賃も航空料金も安い大阪は魅力的だろう。
また隣国からのアクセスも、航空料金が安い大阪に増えていく。現に、フィリピン人も大阪から日本に入っている人が多いらしい。今僕の友人も、大阪や福岡に外国人向けにゲストハウス、外国人受け入れのシェアハウスを作っていたりと、今後のLCCの流れを見て動いている人が増えてきているように思う。
個人的に頑張ってほしいのが、福岡だ。先日福岡に行って驚いたのが、都心(博多、天神)から福岡空港まで電車で15分以内で行けるということ。そして、韓国と本当に近いということ。東京から韓国まで3時間でいけるのにもかかわらず、都心から成田まで2時間(各停)かかってしまうのは馬鹿らしい。また、いくらLCCの航空券が安くても、飛行場まで行くのに高いお金がかかってしまう。そういった意味でも、都市部から早く他国に移動できる福岡は、これからさらにアジアの中心になっていくのではと思う。
以上、大阪にLCCが増えてる事について思ったことを書いてみた。インフラは一瞬にして、社会を変えてしまう。今後もLCCの流れを見ていきたいと思う。もし参考になったと思ってもらえたなら、ツイートやFBでシェア、はてぶしていただけると嬉しいです。
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