「言葉の強度が弱い」という言葉が随分と頭に残っている。
先日、会社の経営理念について話をした際に、この言葉をもらったのだが、「うーん」と考えてしまった。
同じことをスノーピークの山井社長と会った際も、同様の事を指摘された。
言葉に力強さが足りない。どこかが内向き感がある。会社の理念としては弱い、と。
会社の理念や行動指針に対して、誰が説明して誰が聞いても理解できないといけない。
自分だから、この人だから説明できる、というのは正直よくなくて、結果としてそれは浸透しない。
また言葉の強度というのは、使われる文脈によっても変わる。
営利企業なのか、非営利なのか、、等々。
言葉は良くも悪くも独り歩きする。
共通認識としての言葉が強ければ、その分組織や団体が1つに向かう力が強くなる。
言葉の強度、具体性、幅、方向性、色んなものが含まれるのが会社の理念。
その言葉の強度が、一つ一つの判断軸や意識の水準につながる。
今、会社サイトのリニューアルや事務所移転に合わせて、このあたりを考え直している。
ここ1ヶ月ぐらい悩んで、ようやく方向性が固まってきた。8月ぐらいに公にできたらと。
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