7月16日 デリ →レー
朝の4時45分、レー行きの飛行機に乗った。たまたまホテルが一緒で、飛行機の便も一緒だったけいたさんとレーに向かった。けいたさんはシカゴで働かれている方で、仕事の話や人生観の話などはとても興味深かった。7週間の休暇を取り、インドやドバイ、オマーン、ヨーロッパを今回の休みで回る予定だという。7週間の休暇ってすごい。
飛行機からエベレストが見れるとワクワクしていたのだが、徹夜のせいか、飛行機に乗って到着まで爆睡してしまった。うーん、悔しい。
とんでもない場所に来てしまったな。レーに着いてまず思ったのは、それだった。すさまじく景色がきれいだった。
空港で対応してくれた人たちはインド人ではなかった。いや、正確にはインド人なんだろうけど、顔がチベットの人の顔だった。そうだ、ここはインドの中のチベットなんだっけ。
タクシーでセントラルに向かう。どこでもいいから、まずホテル見つけて休もう、寝よう。僕とけいたさんが考えてることは一緒だった。少し歩くだけで、息が切れる。しんどい。
いきなり標高3500mのところに来たせい、体と頭が重たかった。寒気もした。トレッキングの時に感じたダルさとはまた違うものだった。
オンシーズンのせいで、ホテルがどこもいっぱいだった。結局400RSの民家みたいなよくわからないところに泊まって、僕は5時まで爆睡した。起きた 時は、頭痛がひどく喉も乾いていて、ボロボロだった。正直一歩も歩きたくなかった。そんな一時、水と高山病薬を買ってきてくれたけいたさんは神に見えた。正直なところ、大丈夫と言葉で行っていたが全然大丈夫じゃなかった。
起きてから少し休んで、ご飯を食べに行く事に。どれだけ体調が悪くても食欲があるのは相変わらずだった。その夜食べたチキンチャーハンとカスタードアップル?は最高に美味しかった。
宿に戻って、水を1L飲んですぐ寝た。