月に何度か、これから海外に行く人、世界一周に行こうとしている人から連絡があります。よほどのことがない限り、会おうと言われたら会うようにはしていて、メッセージもなるべく返しています。最近だと、朝活に来てもらうことも多いです。
先日、大学を休学してこれから留学、または世界一周に行くことについて悩んでいる大阪の学生から連絡がありました。その悩みを一言でまとめてしまうと、旅(留学)後のへ不安、です。
僕は留学に関してはなんとも言えないですが、世界一周については思うことがあるので、今回返信した内容を少し変えてまとめてみようと思います。これから長期の旅に行く人に、何か参考になれば嬉しいです。
旅にテーマ(目的)を持たせる。
結論から言ってしまうと、もし世界一周(長期の旅)に行くのであれば、
世界一周では、色んなことが起こります。嫌なこともあれば、いいこともあって、色んな刺激があるので、
現に世界一周をして、元の生活に変わらず戻ってしまった人、
広げると同時に深めること
これから世界一周しようと思っている人に言いたいのは、旅で自分を広げるとともに、深めることを意識すること。言い換えると、さっき言ったテーマを持つ、ということなんです。
旅をしていたら勝手に自分が広がっていくのですが、
わかり易い例でいうと、「映像作家になりたい人が、世界中の人の生活を映像として記録し、
海外で通用する日本食を作るでも、文章や写真のスキルを上げるでもなんでもいい。何かを「深める」という意識を持つだけで、旅はもっと面白いものになっていきます。
最後は直感に委ねる。
「世界一周から帰った来た時を考えると不安じゃなかったんですか?」とよく聞かれます。僕も世界一周する前は不安でした。何がどう活きるのかわからないし、帰ってきてどうなるかがわからない。きっと多くの世界一周経験者は同じ思いをしたんじゃないでしょうか。
結局、最後は直感、なんですよね。今コレやらなきゃ!今この人に会わなきゃ!と思う時ってあるじゃないですか。その直感は概ね正しくて、それに従ったほうがいいです。世界一周に行かなきゃやばい、と心の底から思うなら、行くことは決めたほうがいいです。で、それをどう自分に最大化させるかを考えたほうがいい。まず直感のとおりに動いてみる。周りの人を説得する理由は、動きながら作る。お金やスキルは後からついてきます。
最近大学の後輩に「就活もする気がないし、モチベーションも全然わかない。でも、NYに興味がある。」と相談された時に「じゃあNY行かなきゃいけないと思うなら、どうにかして行ったほうがいいよ。それこそ来週にでも。」と返したら、本当に2週間後、その子はアメリカに行ってしまいました。
人生は自分で動いていかないと何も始まらないし、自分の中の純粋な衝動に従って動いた方が面白いです。直感と行動の繰り返し。成功する時は成功するし、失敗する時は失敗します。それはどんなに深く考えても一緒です。
以上、その学生の返信から思うことを書いてみました。上記は、あくまで長期の旅や世界一周に関してです。数日や一週間の旅行に、目的を持たせても息苦しいです。
なにより目的に囚われすぎても逆に何もみえなくなってしまうので、
ただ、旅の時間のうち10%でも、また頭の片隅に少しでも「目的」を持ち、「深める」ことを意識するのをおすすめしたいです。
▼友人の旅の本
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