2014年の新年3日間(1月1~3日)、ネット断食をします。
1年間365日のうち、iPhoneやMacbookを使わない日はないです。仕事柄、インターネットがない生活はありえなくて、気づいたらMacやiPhoneに触れ、ネットの世界に浸っている。
以前、インドでヴィパッサナー瞑想というものをしました。10日間、人と目を合わせてはいけない、人と一切喋ってはいけない、読み書きもできない、当然ながらインターネットもない環境で、1日10時間瞑想をするという体験をしました。体験というか、修行ですね。今読んでも、よくこんなことやったなーと自分に驚きます。
でも、その時の時間がめちゃくちゃ面白かったんです。情報が一切遮断された中で、極限まで自分と向き合う。そうするとですね、めちゃくちゃアイディアが浮かぶんですよ。怖いくらいに。
今まで自分が体験したこと、得た情報が体の中で整理されて、その情報同士が掛け算的に結びついて、自分が想像もしていなかったような考えを思いつく。本当に多くの気付きが得られました。
「人間は高度に社会化されて生きているので、一定時間人間関係と外部刺激を遮断した状態に置かないと、生身の自分は認識できないと思う。」親しい友人がこんなことをつぶやいていた。僕もそう思う。僕たちは生活している中で否が応にも新しい情報に触れ、取り込んでいる。それは、人からや本、インターネットからもそうだし、ふと街を歩いているだけでも無意識のうちに色んな情報と接している。それらを遮断すると普段気づかない、意識しないことにも意識が向くようになる。そうやって一度自分を0の自分から振り返ることはとても大切な行為だと、この瞑想を通して感じた。
引用:世界一周してる大学生が12日間、人と話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きや娯楽が一切禁止のヴィパッサナ瞑想修行(インド)に参加してきました。
I forget my iPhone(2:11)
インドでの瞑想記事を読み返したのも、ネット断食をしようと思ったのも一つの理由なのですが、上記映像を見た影響もありました。今話題になっている映像。
とある女性がiPhoneをなくしてしまって、その女性からの日常を見たもの。僕もよくやってしまうのですが、これを見てゾッとしました。2分くらいの映像です。是非新年になる前に見てほしいです。
世の中が便利で効率化されていくにつれ、失われていく思考や時間があると感じます。だからこそ、家族や友人、そして自分自身と向き合う時間を新年に作りたいと思い、3日間ネット断食をすることにしました。
テレビもなるべく見ないようにし、MacやiPhoneは持ち歩かないようにします。持ち歩くものは、本とノートとペンとカメラ、この4つのみ。
自分もやる!って方がいたら、是非TwitterかFacebookで教えてください。1日でも2日でもいいです。そういう人たち限定で、朝食会やりたいです。笑
30、31日は2013年の振り返り記事を書く予定です。
.