8月24日 カイロ→ギザ→ルクソール
本当なら昨日の夜にルクソールに行く予定だった、がバスを逃ししまっていくことができなかった。なので、急遽日帰りで行けるギザに行き、その日の夜にルクソールに行くことに決めた。
朝起きたのは11時。7時に一度目が覚め、別途の上で4度寝ぐらいしたらそんな時間になっていた。ギザまではバスで1時間で行けるとのことだったので、夜にルクソール行きのチケットを買いに、ラムセス駅まで地下鉄で向かった。
ラムセス駅に付き、ルクソール行きのチケットをチケット窓口で頼んだら、ルクソールという言葉を発した瞬間に「Full!!」と言われた。全ての窓口でも聞いたが、同じような返事が返って来た。しょうがないので、諦め、ギザに向かうことにした。時間は13時。
バスターミナルに着いたが、どれだけ人に声をかけても英語が通じない。しょうがないので「GIZA!GIZA!」とガイドブックを指さしながら連呼し、なんとかギザ行きのバスに乗れた。やっぱりただ旅をするだけなら語学力の必要の無さを感じた。目的地とジェスチャーとガイドブックさえあればどこにでも行ける。あとお金。ギザ行きのバスは1時間で1ポンド、日本円で直すと13円ぐらい。値段はインドよりも安く、道路も舗装されていたので快適なバスを過ごせた。
ギザに着き、ピラミッドを2km先くらいから見たとき、ずっとテレビで見ていた光景を生で見れたことに感動した。よく旅は情報の確認だとかいうけれど、たしかにそういう部分もあるけど、実際生で見た人にしか感じられないものっていう物はある。ピラミッドはやっぱりピラミッドで、思ったとおりのピラミッドだったけど、ただピラミッドを見れたことが嬉しかった。
もっと間近で見たかったので、ピラミッドに向かって歩いた。タクシーのおじさんに5kmあるよ!とか言われたけれど、あるわけ無いじゃんって言って、結局1kmくらい歩いてピラミッド前に着いた。でも、ピラミッドを間近で見れなかった。ラマダンのせいで、15時以降は入れないと言われた。時間は15時を過ぎていた。
門の前からスフィンクスを見たけど、スフィンクスは思ったよりスフィンクスじゃなかった。
どうしても間近で観たかったので、門の前をうろうろしてたら、馬を引いた子供が、「ピラミッド見せてやるよ。馬に乗りな」と言ってきた。なるほど、正規の門はしまってるけど、現地の人用の裏口があるのか。砂漠を柵で囲うのにも限界がある、と思って、彼に20ポンド払い馬車に乗った。
10分くらい馬を走らせて、ほら、ピラミッドだ。って。彼は塀の外からピラミッドを見せてくれた。中は入れないなら最初に言って欲しかった。
これはF☓ckと10回以上言われながら、撮ってもらった写真。なんなの。
とりあえず、ギザはまた次エジプトに来たときにでも来ようと思う。路地の子供たちと少しサッカーをして、僕はカイロに戻った。
カイロに着きルクソール行きのバスがあるトルゴマーンステーションに向かった。トルゴマーンバスステーションに向かっている途中に、なにやら人が集まっていたから向かってみたら、またしてもラマダン中の夕食の集まりだった。どうやら8月いっぱいまでラマダンらしく、それまでは毎日のように夕食をこのように取るらしい。「ただ飯だ、来い」とアラビア語で言われた気がして、せっかくなのでこの日も参加してみた。
いい顔。
アラビア語で何言ってるか全然わかんなかったけど、彼らとの会話は楽しかった。
食べたら片付けよう。
ラマダンの夕食を終え、トルゴマーンステーションに着く途中に若いエジプト人に騙されて、メガネを奪われて、取り返して、最後に顔を殴られたけど、とても長くなりそうなので割愛することにする。エジプトは世界ウザイ3大大国という言葉がこの日僕の頭の中に定着した。
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